母に伝えるということ

しこりが悪性の可能性大といわれた次の日から、今度はどうやって母に伝えよう、というのが大問題になりました。

 

心配かけたくない。

びっくりさせたくない。

悲しい思いをしてほしくない。

 

そんな気持ちが大きい私は、もうどうしようでいっぱいで、ドキドキして申し訳ない気持ちでいっぱいで。

 

でも実際問題、入院している間手伝いにきてもらわないと家が回らないし、内緒にはできない。

むだな心配かけたくないから確定してから伝えよう、と思ってみたり…

でも、早く気持ちを伝えた方がよいかな、自分が母なら早く伝えてほしい、そして力になりたいと思うよな…と思ってみたり…

 

どうしようどうしようと一日が過ぎ…

 

次の日、意を決して電話しました。

 

意外と…母は母でいてくれて、大丈夫大丈夫といってくれる母の言葉に泣きました。

優しい言葉をかけられると、涙が出ます。

うれしくて。そして、申し訳なくて。

 

今回のことは、母に上手に甘えられない私への、神様の宿題なのかな。

 

まずは言えた。一歩進めた。

 

友人がね、

心配かけてごめんなさい

もあるけど、

心配かけるけどよろしくね

もあるよね

と教えてくれました。

 

後で回復して安心を返せばいいことも。

 

すぐに申し訳ない気持ちに乗っ取られるけど…

その言葉を思い出しては、少しほっとした気持ちになっています。